観戦記:2007.05.23 ナビ杯-6 柏vs横浜FM

  • 2007/05/23(水) 22:00:00

2007.05.23(水) ヤマザキナビスコカップ予選リーグBグループ第6節
柏サッカー場 19:00KO 5607名 晴

横浜F・マリノス 0−3 柏レイソル

 前半 0−0
 後半 0−3

得点者
(横) 
(柏)OWN、鈴木、蔵川

警告
(横)良治、小宮山、大島、佑ニ、小宮山
(柏)

退場
(横)小宮山(警告二度)
<布陣>

・横浜F・マリノス

前半
−−坂田大輔−−大島秀夫−−
−山瀬幸宏山瀬功治吉田孝行−
−−−−−河合竜二−−−−−
小宮山尊信−−−−−那須大亮
−−中澤佑ニ−−栗原勇蔵−−
−−−−−榎本哲也−−−−−

61分 孝行→乾
−−坂田大輔−−大島秀夫−−
−山瀬幸宏山瀬功治−乾貴士−
−−−−−上野良治−−−−−
小宮山尊信−−−−−那須大亮
−−中澤佑ニ−−栗原勇蔵−−
−−−−−榎本哲也−−−−−

66分 幸宏→隼磨(那須をボランチへ)
−−坂田大輔−−大島秀夫−−
−山瀬功治−−−−−乾貴士−
−−那須大亮−−上野良治−−
小宮山尊信−−−−−田中隼磨
−−中澤佑ニ−−栗原勇蔵−−
−−−−−榎本哲也−−−−−
69分 小宮山退場
−−−−−大島秀夫−−−−−
−坂田大輔−−−−乾貴士−−
−−山瀬功治−−上野良治−−
那須大亮−−−−−−田中隼磨
−−中澤佑ニ−−栗原勇蔵−−
−−−−−榎本哲也−−−−−

80分 坂田→河合
−−−−−大島秀夫−−−−−
−−−−−乾貴士−−−−−−
−山瀬功治河合竜二上野良治−
那須大亮−−−−−−田中隼磨
−−中澤佑ニ−−栗原勇蔵−−
−−−−−榎本哲也−−−−−

サブ:高桑大二郎、松田直樹、マイク、清水範久


・柏レイソル

−−−菅沼実−−李忠成−−−
−−−−−谷澤達也−−−−−
鈴木達也−−−−−−蔵川洋平
−−−阿部嵩−−永井俊太−−
−小林佑三大谷秀和古賀正紘−
−−−−−加藤慎也−−−−−

77分 阿部→フランサ
85分 鈴木達→ドゥンビア
87分 李→阿部吉

サブ:南雄太、村上佑介、マルシオ、佐藤由紀彦

<試合展開>

・試合前

 日立台には個人的に今年は二度目ですが、マリノスとしては久しぶりに来るスタジアムです。サッカー専用スタジアムで、ゴール裏の距離はシュートミスがスタンドに飛び込む近さにあります。ビジターゴール裏は手前半分が椅子籍で、後半が立見席となっています。バックスタンド側に1/4ホームサポの陣取る場所がありましたが、昔のような悲劇が起きかねないんだから過去からあまり学んでいないなとも感じました。

 ビジタースタンド裏のテニスコートがサポに開放されていて、テニスをやるのではなくて、椅子とテーブルが有って歓談スペースという感じがありました。コンコースはメイン側もバック側も自由に出入りできる環境ではありましたんで、ビジターサポの隔離とかって考え方は、今の日立台には無いんだなーとは感じた次第ですが、一歩間違えたら人は狂気に満ちてしまうのを、まったく感じてないなーって、この運営を見て、このクラブにはそういったことは出来ないクラブなんだと改めて感じました。何事も起きないのが一番ですが、最低限リーグから守られている事も出来ないクラブは、そのうち大きな事件が再び発生して、制裁金を課せられるよなと試合前に感じた次第です。

 試合前の練習でのシュート練習、気持ちいいくらいにスタンドに飛び込むシュートが打たれます。これを見て相変わらずと感じたのとともに、ゴールの予感はあまり無かったのかもしれません。
 
・前半

 コイントスに勝った柏がエンドを変えました。自らのサポーターへ向かって攻める方向に変えました。前半から攻めていくという方向性があったようです。しかし、前半は一方的に攻めていたのはトリコロールでした。前からのプレスでボールを奪ってボールを細かく繋いでいきシュートまで持っていく姿は、ここ数試合よりもよく出来ていました。坂田がうまく抜け出して決定機の山を気付きますがあと数センチの精度を欠いてゴールの枠を外れます。大島のヘッドも、功治のシュートも、トリコロールのサポが陣取るゴールの脇をそれていき、そのたびに大きなため息が漏れます。那須も積極的に上がってのクロスなどを上げますが、坂田がトラップミスで失ってしまいます。
 時折、レイソルも前からプレッシャーをかけて勢いをもって行きますが、それはディフェンスが跳ね返し続けます。ロングボールで小宮山が中央に入って完璧なクリアをしたおに、飛べなかった李を抑えたということで小宮山にイエローが出てしまい、この判定が後半に繋がっていきます。
 スコアレスで行った前半も終わろうとしたところで、レイソルが右から上げたクロスに、良治がキックミスして、自陣ゴールの中へ飛び込んでしまいます、痛恨のOWNゴールで1点のビハインドを負って前半は終了。

・後半

 後半に入って、同じように横浜は戦おうとしますが、柏の選手はハーフタイムに相当活を入れられたようで、明らかに前から追う姿が変わってきます。ボールホルダーに2、3人が取り囲んでボールを奪います。両手を使ってのユニフォームの引張りにはこの日の主審はほとんどファウルを取らなかったのと、こぼれたボールを更に激しく行くプレイに対してもノーチェックで、それが柏にこぼれてしまい、早く繋いでの2失点目を喫します。0−2となって、柏には4点差勝利での決勝トーナメント進出の道が少しだけ見えてきて、更に攻勢をかけてきます。それに対して、なかなか自陣で跳ね返すだけで攻撃の形が見えないトリコロールの戦士達。思い切って出て行き、前でのキープもさせてもらえない時間が続きます。孝行に代えて乾を投入してドリブル突破にかけますが、逆にドリブルは止められて、那須の前のポジションが更に火の車となってしまいます。良治の位置の両サイドに多くの選手が飛び出してきて対応を取れず、相手の両サイドをワイドに開いたままの攻撃に、うまく受け渡しの対応が取れなかった印象です。隼磨を入れて、那須をボランチに変更して少し安定するかと思った直後に、小宮山が競ったボールのこぼれを足でチャージしに行ったのを、足裏を見せてもいないのに、谷澤が大きく飛んで痛がる振りに審判が見抜けずに、小宮山に二枚目のイエローで退場。珍しくトリコロールの選手が質問に行きますが受け付けてもらえず、谷澤はぴんぴんして立ち上がります。これで中盤が更に苦しくなった、那須は左サイドに、中盤は多くの選手が帰ってくる形となります。右サイドは隼磨の投入で少し盛り返していきます。柏は更に温存していた(何故温存していたかは意味不明)フランサを投入。そのフランサのパスから蔵川に決められて0−3となります。
 残り10分。決勝トーナメントに行くのは、もう1試合の清水対大宮の結果にもよりますが、この時点で、清水2−0大宮の連絡が入り、このまま守りきれば、決勝トーナメントにいけるのがわかったベンチは、FW坂田を外して、ボランチに河合を投入して、バイタルエリアを固めにいきます。結果的に中央のエリアが強固になって、そこからのパスが通らなくなりサイドからのクロスしか出せなくなった柏は、ドゥンビア、阿部という前目の選手を投入。時間少ない中で、ドゥンビアの抜け出してのシュートはありましたが、ポストを叩いて外れました。
 
 そして90分が終わり、横浜0、柏3。という結果が残りましたが、トーナメント的には横浜がB組1位を獲得して、決勝トーナメント進出となりました。

<選手評価>

哲也 5.5 1失点のOWNは仕方が無いけど、異様な雰囲気の中で後方からもっと声を出して指示して欲しい。
那須 5.0 決して、那須のせいだけでは無いけど、周りが求めているものとプレイが合致しない感じ。相手マークを付く選手も違う気がする。
勇蔵 5.5 前へ周りが出てフォアディフェンスする中でカバーで耐えていた感じ。
佑二 5.5 色々と動かない中で自身が動いて前へのチェックで鼓舞するのは分からなくも無いけど、絞りきれなかった。
小宮山 5.0 審判に悪印象での退場という感じ。二度ともにイエロー出るプレイじゃないんだとは感じた。蔵川気にしすぎて、上がりきれなかった印象はある。
良治 5.0 バイタル決壊したのは良治だけの性では無いけど、、、。OWNは絶対にいけない。あれで流れが悪くなったのは事実。
幸宏 5.5 かなり読まれている感じではある。もう少しの工夫と動きの改善が必要。
吉田 6.0 ハードワークして動き回ってはいたのだけど。
功治 5.5 自らの切れ込みで局面打開を図ったが、中盤の守備に追われるようになった。
坂田 5.0 前半の決定期を決めておけばと悔む。
大島 6.0 ポストは安定してよく追ってはいたが、、、。

乾 5.5 何も出来ず。一人少なくなってからは更に仕事が少なくなった。
隼磨 6.0 右SBに入る、積極的に前には出ていったが、一人少なくなり守備に追われた。
河合 6.0 バイタルを埋める役目と、失点しない事を考えて投入。中央の守備がしっかりした。

<試合雑感>

 ナビスコカップ予選リーグの最終戦。アウェー日立台の試合は、勝ち点3を上げれば文句無く決勝トーナメント進出ではありましたが、結果的に、0−3の敗戦となりましたが、B組1位となり、決勝トーナメント進出を決めました。清水と勝ち点、得失点差が並びながら、当該成績で1位抜けが決まりました。

 予選はリーグ戦なので、6試合の結果でこのような結果を勝ち取ることが出来ました。柏的にはあと1点有ればという想いはあるのでしょうけど、最終戦でそういった状況にしたのは、自らがそういう結果しか5試合で残せなかったからそうなった訳で数年前にも5点差で勝てば決勝トーナメントいけるという試合で、結果的には叶えられなかった時が有りましたが、あの時と何一つ変わらない結果になったということは、何一つその時から学んでいないんだなーとも感じた次第です。1試合の試合結果に一喜一憂するのではなくて先を見て戦って行きたいなと、ぬるく喜びホームサポの姿を見て感じた次第です。

 ゲーム的には、柏が布陣を代えてきて、3−5−2にしてきました。色々な選手の怪我などがあった結果でこの布陣とメンバーにしてきたのでしょうけど、それに対してうまく横浜が対応できなかった感じです。菅沼は前回左サイドでの起用でしたが、この試合ではFW的に動いていて、右サイドにいた鈴木達也が左サイドに位置してました。那須が何故か菅沼に付くことが多くて、必然的に鈴木達が空いてしまう感じでは有りました。ボールが回ってから鈴木達につくのでどうしても後手に回ってしまった感じはありました。逆サイドでは、蔵川がふらふらと微妙な位置取りで小宮山を牽制していて、なかなかそこを突破して前へ上げれなかった感じでもありました。両サイドが上がりきれないと、なかなか今のマリノスのサッカーを出すのは難しいなとは感じましたが、それでも前半は多くのチャンスを作ったので、その時間帯で決めきれなかったのが後半につながって行ったのかなとも感じました。

 この試合の反省はするとして、この次の戦いにどのように得点を奪っていくのかということを更にチームの皆で話し合ってクリアしていって欲しいと思います。次回のリーグ戦は、小宮山選手が出場停止となります。


 尚、決勝トーナメント準々決勝の相手は、FC東京となりました。7/8(日)三つ沢19時キックオフ、7/14(土)味スタ18:30キックオフ。関東圏の試合となり2試合とも多くのサポーターが詰め掛けて、トリコロールの選手に声援を送って欲しいです。

[ 更新日時:2007/05/26 23:49 ]