観戦記:2007.10.28 Satellite 横浜FMvs水戸

  • 2007/10/28(日) 22:00:00

2007.10.28(日) マリノスタウンA 14:00KO 名 晴
サテライトリーグ 最終戦

横浜F・マリノス 1−0 水戸ホーリーホック

 前半 1−0
 後半 0−0

得点
(横)乾
(水)

警告
(横)
(水)
<布陣>

・横浜F・マリノス

前半

−−マイク−−−斎藤陽介−−
−端戸仁(Y)−−−−乾貴士−
−−山本郁弥−−狩野健太−−
石原卓−−−−−−−天野貴史
−−田中裕介−−田代真一−−
−−−−−秋元陽太−−−−−

後半 秋元→飯倉

−−マイク−−−斎藤陽介−−
−端戸仁(Y)−−−−乾貴士−
−−山本郁弥−−狩野健太−−
石原卓−−−−−−−天野貴史
−−田中裕介−−田代真一−−
−−−−−飯倉大樹−−−−−

サブ:奥山正洋(Y)、谷岡慎也(Y)、松尾康祐(Y)

・水戸ホーリーホック

−−村松潤−−−エジナウド−−
−眞行寺和彦−−−島貫純−
−−森賢一−−−大橋直矢−−
中村英之−−−−−−金其洙
−−初田真也−−木村純哉−−
−−−−−武田博行−−−−−

後半00分 武田→原田飲庸
後半19分 村松→石川直人
後半28分 エジナウド→篠福太郎
後半37分 島貫→柳澤晶
後半44分 眞行寺→大林拓郎

<試合展開>

前半 分 横浜1-0水戸 乾 コーンーキックからのこぼれを、エリア外からワントラップして、テクニカルなシュート。キーパーの前でバウンド変わってタイミングはずれてネットイン。

<試合雑感>

 2007年サテライトリーグ最終戦がマリノスタウンで行われました。ここまでの戦いで横浜はグループ内での”1位”は確定しているので、この試合に何を見出すかは、それぞれの選手やスタッフの気持ちの持って行きかたで変わってくるゲームになると試合前は思いました。トップに出場機会がない選手は、今季最後のアピールの試合となる公式戦ですので、若手選手の溌剌としたゲームが見たいと思い足を運びました。

 前日に、ユースの水沼宏太選手が11分間とはいえ、トップ出場を果たしました。それはやはり練習試合や毎日の練習の中で、スタッフに使ってみたいと思わせた事での起用ではあったかと思いますし、まだトップ出場の無い若手や、遠征に入らないメンバーには、ユース選手に先を越された悔しさを持って、次は自分がという気概を、この試合で見せて欲しいなと思い、試合会場のマリノスタウンへ向かいました。

 この日の天候は、前日とは打って変わって暖かな気候になり、日差しがスタンドに降り注ぐ中でゲームが行なわれました。注目のメンバーですが、試合開始30分前にコンコースに張り出されたメンバー表を見ると、ずらっと若手の名前が並んでいて、サブにもユース選手が名を連ねていました。前日のトップゲームに出ていないメンバーや試合に出ていないベテラン選手等の、高桑、鈴木、吉村、清水、上野、エウチーニョ、等などはこの試合のメンバーから外れた形となります。若いメンバーだけで何処まで出来るか?マリノスの数年後に、このゲーム出た選手がどれくらいレギュラーに食い込んでいってくれるのか、期待したくなるメンバー構成では有りました。

 スタンドの関係者席には、斎藤社長が足を運んでこの試合を観戦していました。この試合で、個々の選手達がどのようなパフォーマンスを出してくれるのか、興味深く試合を見守りました。サテライト監督である水沼監督は、緩みがちな試合となりそうなゲームを、ベンチ前でスタッフを含めて大きな円陣を組んで、このゲームへの強い意志を感じさせてスタートしました。

 ゲームは、横浜1−0水戸。乾の得点で辛勝ではありました。

 チャンスは多くあり、前方向への意欲を各選手が出してくれてはいましたが、自分で行かずに、ヒールパスや短いパスで預けるプレイが、コンビネーションを欠き繋がらなかったり、最後のフィニッシュに精度を欠いたりして、ゴール前まで行くのだがゴールが決まらない、トップとある意味同じような試合となっていました。前がかりにはなりながらも、カウンターへの備えは十分に網を張っているから、ピンチも未然に防げたとは思いますが、それだけでは見ている観客には物足りないゲームだったかと思います。

 個々の選手の気持ちが見えるようなプレイをもっともっと見たかったとは思うし、この試合見ただけでは、調子の上がらないトップのゲームに抜擢したい選手が見えなかったのが残念でなりません。個々の選手がもっともっとアグレッシブに危機感を見せていかないとチーム全体が盛り上がっていきません。宏太のトップへの抜擢という、ある意味カンフル剤も自身とは関係ないと思い判断してプレイしているような選手には、11月末には非常な通告が待っている可能性もあります。そういった意味でも残念な試合ではありました。

<個人評価>

秋元 6.0 ゴール近くのFKを直接キャッチしたのは素晴らしいプレイだった。
天野 6.0 積極性はあったけど、クロスを味方にぶつけてしまうくらいの精度が欲しい。キャプテンマークを巻く。
田代 6.0 高いボールも低いボールも破綻無く守る、時折見せるオーバーラップは迫力があった
裕介 6.0 センターでの起用。泥臭いプレイも厭わず、スペースをカバーする意識が高かった。
石原 5.5 久しぶりのスタートからのゲームでボールが足に付かず、こねるプレイで危ない場面も散見。もっと積極性が見たい。左足ミドルの威力は良かったけどね
狩野 5.0 危機感が無いのかなー、ワンタッチで裁くプレイに終始して怖さを感じられず、ただのうまいプレイヤー。
郁弥 5.5 中盤の底で潰して前に出てスペース埋めて、ボールを引き出して、色々なプレイをやってはいたけど、攻撃のアイデアをもっと出して欲しい。
乾 5.0 物足りない、自らがいけそうな場面でもボールを叩いてワンタッチで離すプレイが多くてつまらないなーと。1得点はしたけどね。もっと勝負をして欲しい、出来るのだからこそ、そう願う。
端戸 5.5 サテライトスタメンで緊張したのか最初はボールが足に付かない感じで、トラップミスが多かった、徐々に慣れては来てシュートを放ってはいたが、シュートシーンに余裕が無さ過ぎだと感じた。(ユースの公式戦が同日にありましたが、そちらは累積で出場停止でした)
陽介 5.5 決定機は決めていかないと、トップでの起用は無いとは思う。出来ることを必死にやってはいたけど、オフサイドも多くて、リズムを作りづらかったのかなー。
マイク 5.0 動く範囲は広くなったけど、足元にボール納めてから、良い事をやろうとしすぎて、囲まれて奪われるシーンが散見、チャンスにもパスワークが乱れることが多くて、自らでいける場所は行かないと。

飯倉 6.0 あまり攻め込まれる場面は無く、いつも通り良く声を出してコーチングしていた。

*水沼宏太、金井貢史は、この日から、U18日本代表合宿に参加でした。


○マリノスタウンでのサテライト有料化

 2006年の3試合からマリノスタウンでの有料化をはじめて、2006年は全席一律千円、年チケ1試合無料でした。2007年は、屋根席が指定席となり1500円、それ以外が1000円の値段で、年チケ割引が1試合あたり300円となりました。場内アナウンスがあり、メンバー表の発表とコンコースへの貼り出し、アウェーサポはスタンドの端への座席へ位置して入り口を分ける、そして小学生以下が無料。

 今季は、4試合のゲームがあり、どのゲームも1000人以上の観客が詰め掛けたのを考えたら、1000円*1000人=100万円の収入があった計算となります。クラブとしては、有料化に伴いまとまったお金が入ってくるのは嬉しいことだとは思いますが、もう少し運営面では改善して欲しい事柄は多く有ります。

 ・場内には売店が無くて、ローソンまで行かなくてはいけない
 ・入場口近くの喫煙スペース(もっと離すか囲うべき事柄)
 ・試合メンバーの発表ではなくて、メンバー表の配布をして欲しい
 ・選手のオリジナル番号ユニフォーム着用の定着
 (サテ用番号ユニでは選手名がダイレクトに伝わらない)
 ・年チケ割引の拡大又は無料化 (観客数を考えたら、難しいかも?)

 来季へ向けての年チケの案内やトリコロールメンバーの案内が遅れている実情だと感じていると思いますが、このサテライトへのサービスを、年チケやトリコロールメンバーにも加えて欲しいとは感じています。

 今現在、スタジアムや練習に駆けつけている固定層を話さない努力をクラブは最初に考えて欲しいとは思います、それが無いと、この先の拡大には繋がっていかないとも思うから。

 来季のサテライトにも、多くの有力な若い選手が上に上がる意欲を見せてプレイしてくれると信じて、足を運ぼうと思います。


[ 更新日時:2007/10/31 20:55 ]