観戦記:2008.8.24 J1 横浜vs札幌

  • 2008/08/24(日) 22:00:00

三ツ沢は、試合開始から終わるまで、雨がずっとずっと降り続いていました。その中で、トリコロールの選手達は前向きに戦いぬき、無失点での勝ち点3を獲得。ようやく降格ラインから1歩抜け出す事が出来ました。更に上に上がる為に戦いつづけましょう!!

横浜F・マリノス 1−0 コンサドーレ札幌
得点者:小宮山(横)

<布陣>

・横浜F・マリノス

−−−−−坂田大輔−−−−−
−−山瀬功治−−兵藤慎剛−−
小宮山尊信−−−−−田中隼磨
−−松田直樹−−河合竜二−−
−田中裕介中澤佑二小椋祥平−
−−−−−榎本哲也−−−−−

松田→狩野
兵藤→斎藤学
−−斎藤学−−−坂田大輔−−
−−−−−山瀬功治−−−−−
小宮山尊信−−−−−田中隼磨
−−狩野健太−−河合竜二−−
−田中裕介中澤佑二小椋祥平−
−−−−−榎本哲也−−−−−


坂田→大島
−−斎藤学−−−大島秀夫−−
−−−−−山瀬功治−−−−−
小宮山尊信−−−−−田中隼磨
−−狩野健太−−河合竜二−−
−田中裕介中澤佑二小椋祥平−
−−−−−榎本哲也−−−−−

サブ:秋元陽太、田代真一、ロペス、水沼宏太



<試合雑感>

 入れ替え戦圏内の16位で迎えた、最下位18位:札幌とのホームゲーム。場所は屋根が無い三ツ沢球技場でした。前日からの雨が残り、いや、雨がどんどん激しくなっていく中でのゲームとなりました。夏休みの1日ということで、この試合を楽しみにしていた子供たちも多くいるとは思いますけど、生憎の雨となりました。

 この試合に賭ける思いが強いほうが勝ち点を奪い取ることが出来る、そんな試合と戦う前には感じていました。多くのサポーターが雨でも変わらずスタジアムに駆けつけて、ゴール裏はかなり多くの人でひしめき合っていました。試合開始時間は18:33と少し変わった感じの時間設定ではありました。

 試合が始まります。マリノスは大島をはずして、坂田の1トップに下に二枚並べる形を取りました。ボランチに直樹と河合をいれて、バイタルでの守備をしっかりして、個の力のある札幌の外国籍選手へ入るボールを抑える形を取ります。3バックは、裕介、佑二、小椋の3枚を敷きました。
 
 試合開始時には、札幌が前線の3人の外国籍選手の力を使って攻めに出てきます。河合と直樹のバイタルでの埋め方が、ポジションが被ったり、スペースを埋めれなかった弊害を突いてきて、少し危ない場面がありましたが、そこを抑えきると、15分過ぎからは横浜ペースで、ボールを回しながら穴を見つけて攻めて、弾き返されたボールを拾って再び攻めに良くというターンがずっと続きます。しかし、雨の影響なのか、個々のコンビが悪いのか、なかなか決定的な場面が作れずに、攻めてはいながらも、弾き返されたり枠に行かなかったりするシュートが続き、もどかしい前半90分が終わりました。

 後半になっても同じような感じになるかと思いましたし、雨は一瞬収まりかけましたが、後半も激しく降る中での試合となり、後半最初に、功治の抜け出しからのシュートはGKに弾かれます。これで得た右CKをニアで弾かれますが、それを拾った小宮山がボールをつつきながらミドル一閃。DFの上を抜けて、GKの伸ばした手もむなしくゴールネットにまさに突き刺さるシュートが決まり、横浜が先制します。小宮山はこの日の前日に、頭をスキンヘッドにしたのですが、そのテカテカの頭に多くの選手の手が伸びて祝福に来ます。まさに後光が差したようなゴールでした。

 得点後の横浜はすぐに失点する試合も多いことから引き締めなくてはいけないです、その後に時間帯を粘り強く凌いでいきます。佑二や河合や直樹、それぞれの選手が身体を張って、相手の攻撃を止めていきます。やや疲れの見える直樹を一人めで交代させて狩野を入れます。そして、二人目は、ちっこい37番がベンチから出てきました。マリノスユース所属の高校3年生:斎藤学選手です。G大阪戦以来の2度目のベンチ入りでしたが、この厳しい試合での厳しい条件で試合に起用しました。

 学は、生き生きとピッチを駆け巡ってボールを引き出して攻めにかかります。身長の大きな選手の間をドリブルで駆け抜けたり、反転シュートをしたり、浮いたボールにオーバーヘッドを試みたり、そしてロスタイムには、ヒールで大島に繋いで決定期を演出もしてみせます。やや札幌に流れが行きそうな時間帯を学のプレイで引き戻すだけではなくて、ゴールチャンスにまで繋げていく、その力を見せ付けてくれました。

 そしてロスタイムの3分はサイドでボールキープをして、確実に時間を使い、タイムアップ。欲しかった勝ち点3が雨の三つ沢で獲得出来ました。

 選手達は、ベンチから出てきたサブ選手とともに、ハイタッチなどで喜びを現します。ゴール裏のみならず、バックスタンドやメインスタンドではトリパラの花が満開でした。それはそれはとても綺麗なスタンドの風景でした。その中をトリコロールの選手達は、手を繋いでの最高調の万歳を見せてくれました。

 
 この試合の勝ち点3により、16位を抜けて15位に上がりましたが、とりあえず上がっただけです、この勝ち点3を毎試合続けることが、更に上に上がっていく為には必要ですし、それを獲得する為の力はあると信じています。

 リーグ戦は中3日で、アウェー大宮とのまた近い順位の相手との対戦が控えています。リーグ戦で苦手にしている相手なので、その相手にもこの日のようにひたむきに全力で戦いぬくことで、結果は付いてくると思って、ナクスタに乗り込みましょう!!