観戦記:2008.9.27 J1 横浜vs大分

  • 2008/09/27(土) 22:00:00

J1リーグ戦は残り8試合。9月3試合が終わって、1勝2分で迎えた日産スタジアムでのホームゲーム。相手は暫定首位の大分トリニータを迎え撃ちます。ここで更なるチームの結束力を見せ付けて、勝ち点3を奪い取り残留争いから抜け出したいところです。

横浜F・マリノス 1−0 大分トリニータ
得点者:狩野健太(横)

<布陣>

・横浜F・マリノス

−−大島秀夫−−坂田大輔−−
−−−−−狩野健太−−−−−
小宮山尊信−−−−−田中隼磨
−−兵藤慎剛−−河合竜二−−
−田中裕介中澤佑二栗原勇蔵−
−−−−−榎本哲也−−−−−

隼磨→清水
大島→水沼
坂田→アーリア
−−−−−水沼宏太−−−−−
−−狩野健太−−兵藤慎剛−−
小宮山尊信−−−−−清水範久
−−アーリア−−−河合竜二−−
−田中裕介中澤佑二栗原勇蔵−
−−−−−榎本哲也−−−−−

サブ:飯倉大樹、松田直樹、山瀬幸宏、斎藤学

・大分トリニータ

−−ウエズレイ−−森島康仁−−
−−−−−金崎夢生−−−−−
鈴木慎吾−−−−−高橋大輔
−−ホベルト−−エジミウソン−
−上本大海森重真人深谷友基−
−−−−−下川誠吾−−−−−

森島→高松大樹
ホベルト→家長昭博
高橋→小林亮

サブ:清水圭介、西山哲平、清武弘嗣、藤田義明

<試合雑感>

 前節の川崎戦は、1−1の引き分けでしたが、攻撃力のある相手にOWNの1失点のみに抑えた事で、失点が多かったチームの守備力という面では自信が付いていたかと思います。但し、この日は小椋が前節の退場で出場停止、直樹が怪我のため、この試合も駄目かと思われましたがベンチには入りました。功治は神戸戦での怪我の影響が長引いています。
 メンバー的には、3バックの1角には裕介が入り、ボランチには出場停止明けの河合と兵藤が組みます。前線は3トップといいながら、狩野が3試合連続でスタメンでトップ下に入って、大島、坂田のトップを操ります。

 この日はトリコロール感謝祭と銘打って、試合前から色々なイベントがありました。年チケメンバーには全員プレゼントがあり、河合キャプテンのメッセージカードと、大分別府温泉の元が配布されました。プレゼント抽選会があったり、レースクイーンが来ていたり、ケータリングカー祭りがあったり、トリコロールマーメイズスクール生のダンス披露があったりと、試合前から楽しませてくれました。 トリコロールステージ横で販売していたパエリアはかなり美味しかったです。スタジアム内でも、新たにピッチレベル席として、バックスタンド前に300席の椅子を並べてのシートが新たに加えてくれたりと、色々な施策を行ってくれます。ピッチレベル席って、サポーターを信頼していないと用意出来ないとも思いますからね。


 で、ゲームです。試合が始まると、やや日差しが暑い感じがしましたが少し経つと太陽が雲に隠れて良い気候の試合コンディションとなりました。大分のディフェンスは基本的に人にねちっこく付いてボールを奪うディフェンスです。ボールホルダーに二人が着いて、パスの受け手の選手にも激しくマークして身体を先に入れてボールを奪う守り型をしてきます。それが大分の堅守を作り出してきます。1人がさぼると瓦解してしまう守り方なのでスタメンが固定化されてしまうし、イエローを多く貰う守り方では有るとは試合を見ていて感じました。マリノスも激しく守りつつ、前線の選手がボールに激しくプレッシャーをかけていく昨年のよい時の戦い方を思い出したかのような試合の入り方が出来ていました。
 互いの3−5−2の布陣がぶつかって膠着状態が長く続くとも感じましたが前半は大分のチャンスが2回ほどあり、ひやっとしましたがシューターが外してくれました。横浜のチャンスは思ったほど多くは無かったです。

 後半になってからも状況はあまり変わらない感じではありました。この試合の主審は基本的に流す方向性にある笛で、結構選手が倒れて痛がっていても、そのまま続ける感じで流すので、選手側にかなり不満が溜まるだろうな−って感じていました。判定的に逆じゃないのかなーと思う面シーンが両チームとも数回有りましたし、その辺のコントロールはしていました。但し相手のベンチは違ったようで、色々な判定でシャムスカ監督が異議を唱えていました。試合の終盤にはペットボトルを蹴って退席処分にはなるのですけどね。

 先制点は、大島がゴール前でフェイクで交わした場面で深谷のタックルが足に入ってもらったファウルから、勇蔵と狩野がボールの後ろに立って、狩野が蹴ったボールが壁の上を抜けて右隅に見事に突き刺さり横浜が先制します。この先制点で横浜が優位に立ちます。
 その直後にウエズレイがゴール前で倒れますが、明らかにボールを横に大きく動かしてから、勇蔵の身体にぶつかって大きく転がるという、ファウル狙いのプレイで、試合開始時〜何度も自ら倒れては主審に無視される場面が多かったウエズレイでしたが、このシーンも何事もなかったと流されました。判定的には欺くプレイには笛を吹いて欲しくないので、真っ当な判定だと感じています。但しこの判定から大分の選手は横浜を相手にするのでは無くて審判を相手に試合をはじめたようで、つまらない判定にも審判に異議を唱えたりしてメンタル的に崩れかけていきます。

 大分のイエローは、流した末のカードが多かった感じですが、森重のは、横浜がパスを繋いで狩野がボールを出した後に、アフターチャージで足首を蹴っています。しばらく狩野が起き上がれ無くてひやっとしました。ウエズレイのもカウンターで攻撃にかかった場面での後ろからの足を引っ掛けるアフターチャージでしたね、プレイは流れてからのカードでしたけど、上本のも説明する必要が無いくらい真っ当なイエローでした。横浜のカードは、狩野がちょっとボールを動かしたので貰ったのと、ジローが足裏チャージで貰ったのの2枚ですかねー。狩野のは可哀想だけど規則ですからねー。仕方がない。
 そうそう、大分の鈴木がFKの二度蹴りでFK判定が変わったのが面白かったです。あまりプロの試合で見ることがない場面ですね。子供が”あの選手二回蹴ったー”って言うような恥ずかしいプレイだと感じました。

 ゲームですが、相手を突きたい横浜が前からのプレッシャーを強めて追加点を狙っていきますが、追加点は奪えず、隼磨を清水に交代させた采配は見事で、宏太やアーリアにも試合出場を経験させる事が出来て、1−0のままでタイムアップしました。

 大分は交代で、高松や家長をだしてきましたけど、想像していた以上に存在感が薄くて驚きました。意表をつくパスなどはみせたかと思いますが、交代するならU19で抜ける金崎を外さないと意味が無いんじゃないかとは感じました。中盤で大分のプレッシャーが弱まったから、パスの出し手がかなり楽になった印象があります。

 これで勝ち点3を得て、順位は上がりましたが、下位との勝ち点差を見たら安心出来る位置ではありません。今日やったプレイをもっともと高めていき、次節のアウェー新潟戦でも勝ち点3を得られるように頑張って欲しいです。

<残留争い>

残り7試合です。(一部8試合のチームもありますが(*マーク))

08位 清 水 勝ち点37 -03 ○●○○○○ 
09位 京 都 勝ち点35 -04 ○●○●−● *
10位 新 潟 勝ち点35 -13 ●●○●○●
11位 横 浜 勝ち点34 +01 ○●△○△○
12位 神 戸 勝ち点34 ±0 △●△●●○
13位 柏 柏 勝ち点33 -01 ●●●△−● *
14位 大 宮 勝ち点32 -05 ●○●●−● *
15位 東京V 勝ち点31 -07 ○△●●●●
------------------
16位 千 葉 勝ち点30 -15 ●△○○○○
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17位 磐 田 勝ち点29 -11 ●△●●●○
18位 札 幌 勝ち点17 -21 ●△●●●●

 次節の試合が終ると日本代表活動のために1週空くので、少しだけチームを立て直す時間が取れます。そのためには次節も勝利して確実に勝ち点3を獲得したいところです。
 17位磐田の勝ち点が29、11位の横浜の勝ち点は34、その差は勝ち点5しかありません。2試合で抜かれてしまう勝ち点だということをしっかりと意識の中に持って、1試合1試合勝ち点3を加えていかなくていけません。

 次節は、10/4 アウェービッグスワンに乗り込んでの、新潟戦となります。