観戦記:2008.10.27 サテ 横浜vs柏

  • 2008/10/27(月) 22:00:00

サテライトリーグは最終戦。前日にトップチーム同士が戦ったレイソルをマリノスタウンへ迎えて戦いました。トップチームに出られない選手の貴重な公式戦の場のラストゲームとなります。


横浜F・マリノス 2−1 柏レイソル
得点者:清水(横)、斎藤学(横)、峯勇斗(柏)




<布陣>

・横浜F・マリノス

−−−−−古部健太−−−−−
−−山瀬幸宏−−斎藤学−−−
小宮山尊信−−−−−清水範久
−−長谷川アーリア−天野貴史−−
−梅井大輝田代真一浦田延尚−
−−−−−高桑大二郎−−−−

後半
高桑大二郎→飯倉大樹
清水範久→小野裕二(Y)

−−−−−古部健太−−−−−
−−−斎藤学−−小野裕二Y−−
山瀬幸宏−−−−−小宮山尊信
−−長谷川アーリア−天野貴史−−
−梅井大輝田代真一浦田延尚−
−−−−−飯倉大樹−−−−−

サブは2名のみ。

平均年齢 スタメン23.09歳/全員22.38歳
監督 木村浩吉

・柏レイソル

−−19工藤壮人Y−8澤昌克−−
35武富孝介Y−−22山崎正登Y
−−17永井俊太−24仙石廉Y−
29茨田陽生Y−−−26大島嵩弘
−−3近藤直也−2鎌田次郎−−
−−−−−21南雄太−−−−

交代
8澤→17相馬大士Y
21南→1桐畑和繁
35武富→38橋本拓門Y
24仙石→36山嵜駿Y
3近藤→9峯勇斗Y

平均年齢 スタメン21.55歳/全員20.13歳
監督 高橋真一郎
<試合雑感>

 サテライトリーグは最終戦です。いつもはこの時期はトップメンバーが怪我でいなかったりしてユース選手が大量にメンバーに入ったりするものですが、この日はユースはAチームはJユースカップのアウェイを闘い、Bチームも試合が組まれている事もあり、トップチームメンバーにサブとしてユースから小野裕二を加えるに留まりました。

 前日のトップチームの素晴らしい戦いを、この日も若い選手達がピッチで繰り広げてくれると期待して、スタンドには多くのサポーターやファンが詰め掛けました。やや風が強くて秋めいてと言うより、冬が近いんだな-と感じました。これからの試合観戦はデーゲームでも防寒を考えての準備が必要かなとも感じました。

 対戦相手の柏ですが、率いるのは、昨シーズンは横浜のコーチであった高橋真一郎氏が率いていました。メンバーは柏はトップチームメンバーに怪我人や累積警告(柳澤、大津)がいて、半分以上が柏ユースメンバーでした(柏ユースはこの日はJユースカップの試合が組まれておりません)FWにペルー帰りの澤選手が入っていましたが、手術後2ヶ月のリハビリ後の復帰戦でコンディション的にはまだまだな感じが見受けられました。鎌田選手は、春のトップでの試合の際に、エリア内のバレーボールハンドで退場した選手ですね。

 ゲームは、横浜が天野がキャプテンマークを巻いて出てきます。ゲームは細かくボールを繋ごうとする横浜が、なかなかリズムが取れ無いなーという始まりで開始しました。柏は4-2-2-2なのですが、ワイドの2人が前線近くまで張って4トップのような形になるために、3-5-2のウイングプレイヤーが引かされてしまい、なかなか中盤で枚数が増えなくて、永井と仙石に絡め取られるシーンが多かったです。

 その中で先制したのが横浜、ボールを奪って、9分カウンターの形で、ボールを奪って、ジローに繋ぎます。ジローがハーフ前からドリブルで中央を駆け上がり、右サイドに開きながらラインの裏を狙う古部を視野にいれつつ、放ったロングシュートは、南の伸ばした手が届かない位置にずばっと決まって、スタンドから驚嘆の歓声が上がります。ゴールを決めたジローの下に選手が集まって、ジローをさかさまにして喜びを現す(^^)、なんてことは若い選手にはちょっと出来なくて、囲ってハイタッチなどで祝福します。

 更に前線での動きを多くしていく横浜、古部が何度も勝負をして前線でボールを収めて、そこに学や幸宏が絡んでいきます。21分に追加点、左サイドにスルーパスに反応した学がドリブルで抜け出そうとしますが、一瞬抜け出したが、鎌田にボールを奪われます。鎌田はすぐにクリアすればいいのに、時間をかけたところに、足元のボールを再び学が掻っ攫い、南の前でなんなく空いたコースにボールを流し込んで2−0とします。

 その後は、柏の攻めが出てきますが、左右の散らしてくるボールに対して、球際で激しくボールを奪っていきます。奪ったボールをなかなか綺麗にまわすことが出来なくて、2失点した柏DFは、昨年までレギュラーだった、DF近藤、GK南、そして普段はトップに入る鎌田の3人が良く守ってきます。というか近藤は手をすぐにだしてくるディフェンスはトップ選手としてはどうなのかなーというのは強く感じました。競る際に、相手を押したり引っ張ったり、肘を出したり、手癖が悪い選手は、Jでは消えていく選手は多いですね。

前半はスコアが動かずに、後半に。

 後半は、横浜はサブメンバーだった、飯倉とユースの小野を入れて、小宮山を右にスイッチしてきます。

 小宮山は1試合とおして、個人的には不満なパフォーマンス、左でも右でももっと前線に絡んで欲しいし、クロスを上げても相手の高さの上を行くのはむつかひしのもあるかもしれないけど、その中でどのように崩していって上質なボールを送ると言う事を、もっとトライして欲しいなとは感じました。
 もう1人、アーリアがどこまでパスワークやディフェンス意識が育ったのか期待していましたが、ちょっともう少し能動的に自分が中盤が仕切るんだと言う勢いでやって欲しかったのですが、やや消極的な動きに見えました。コンディション面は解りかねますが、河合や直樹、兵藤などを外してまで使いたいと思うような動きではなかったのが残念でした。
 ゲームは後半はスコアが動かず、柏は多くの選手がユース選手を加えていく中で、ゲームが締まらない感じは見えましたが、その中でも各選手が目指す形を模索していき、ユースの小野は、果敢にチャレンジはしていました。連携が出来ないのは形がはっきりしていないチームが持つものなので仕方がないのですけどね。

 終盤に柏がゴール前でフリーになった選手がシュート、飯倉が反応出来ていましたが、キャッチできずこぼしたのを蹴りこまれて1点返されてタイムアップ。飯倉はかなり1失点で凹んでいた感じにも見受けられました。



 この勝ち点3でサテリーグはグループ優勝を決めました。4チームのリーグ戦ではありますけどね。
 サテライトは各チームの臨みかたがまったく違うので、方式を来季はもう少し代えていくという話も聞き及んでいますけど、千葉のようにアマチュアチームを作って乱雑に移籍をさせて若手を成長させるチームもあったりしますから、サテライトの位置付けが難しくなってはいます。ベテラン選手のリハビリの場にしたくないと年齢制限を設けたら、怪我人が多くなると、トップ選手でメンバー組めなくてユース選手をいれるしかないとか、有料試合の所や無料試合のところ、試合会場もスタジアムでやるところも有るし、練習グランドの場所もある、もう少しオーガナイズさせて、サテライトゲームに臨む気持ちを高まるような方策を運営サイドでやっていかないと難しいのかなとは思います。

 
 尚、サテライトは最終戦でしたが、トップ選手がユニフォーム姿を見せてくれる試合は少ないし、若い選手に取っては、トップゲームに出ない場合は、サテライトでしか、そのユニフォーム姿は見られません。シーズンオフに向って、来季契約の話題も出て来る時期では有りますが、この試合が最後のマリノスユニフォーム姿になる選手も中には、いるかもしれません、そういった意味でもこの試合に足を運んだ価値を見出す事は出来ます。