日本一まであと2つ! 12/22は再び万博へ。

  • 2012/11/29(木) 19:21:02

 
 2回戦のカシマから中一日で挑む準々決勝・万博での相手は横浜FCユース。厳しい試合が予想されたどおりにマリノスが押される展開ではありましたが、カウンターから飯塚があげた抜群のクロスに伊東海征がヘディングシュートを突き刺し、この1点を守りきりマリノスユースが準決勝へ勝ち進みました。2010年以来のJユースカップ制覇へ。12月、再び万博へ乗り込みます。






2012年11月25日(日) 14:30キックオフ
第20回Jユースカップ2012
決勝トーナメント準々決勝・万博記念競技場(天然芝)

横浜F・マリノスユース 1−0 横浜FCユース
(45分*2)

得点:
74'伊東海征(横浜FM)


・マリノス

−−伊東海−田中智−
−汰木−−−−村原−
−−┫酖帖檗櫚何稽ぁ檗
25飯塚−−−−− の咫
−−上野−−4篳鼻檗
−−−−‥銚−−−−−

交代
45分 田中智→運爵
71分 汰木→嚇鎮羞鯊

サブ:21鹿野、29斎藤海、15早坂、22中村、20武







<試合雑感>


 雨のカシマから、中1日で臨む準々決勝の万博。選手は金曜日の試合後にカシマからバスで帰って、土曜日は大阪に移動して前泊して、この日の試合に臨むことになりました。スケジュール的には厳しい感じではありますが、対戦相手も同じような情報とは思いますからね。

 自分は、当日の新幹線移動で万博へ向かいました。第一試合(11:00)に間に合うように向かったので、ちょっと早い感じではありましたが、第一試合のキックオフには間に合いました。ガンバ大阪ユースがPK戦での勝ち上がりを決めて、第二試合はキックオフ時間が当初14:00から14:30へ繰り下がりになりました。このキックオフ時間の変更は帰りが遅くなるじゃないかとは思いましたが、予想以上に帰りの新幹線の混雑にぶつかってしまったから迷惑でしたねー。どこかに第一試合がPK戦まで行ったら第二試合が遅くなるって載っていましたかねー。万博に来るのは本当に久しぶりでJリーグでも最近全く来ていないので、一体いつ以来だろうという感じもしました。大阪には今年はキンチョウには足を運びましたけど、万博には来ていませんでしたしね。

 万博はメインスタンドだけしか開放されていないために、第一試合は日が当たっていましたが、第二試合にキックオフ頃には所々で日陰になってしまいスタンドは寒さを感じる中での試合開始となりました。このスタジアムのメインスタンドで試合を見るのは初めての事になります。

 試合前に両チームの選手の紹介がありました。マリノスユースは、鹿島戦からスタメンを2人代えてきました、ボランチを中村凌から新里涼に、そして左サイドバックを、高野から飯塚に代えてきました。高野はサブにも入っていませんでしたからコンディションの関係かスケジュールの都合なのかですかねー。飯塚が入った試合はあまり見たことがないので、どれくらい出来るのか凄く興味はありました。場内アナウンスで、”田中智也”が”田中郁也”との紹介があって、電光の漢字表記も違っていて、替え玉説を感じましたが、間違えただけのようでした。試合開始後のメンバー表は訂正されていました。





 両チームの選手が出てきました。マリノスがホーム側ではありましたがアウェイの白ユニフォームを着用しました。対戦相手のユニフォームの組み合わせを考えて、マリノスが白・青・白という配色になったのかなーとは思います。選手が出て来てから試合前にエンドが変わりました。コイントスで勝ったマリノスが太陽の方向を見て、キーパーが太陽で眩しくない方向にエンドを変えました。前半はマリノスサポが陣取る方へ攻めてくる形となります。

 FCボールで試合が始まります。静かななかに緊張感のある試合開始でした。京都戦でハットを決めた海征にはスペースを与えないようにかなり激しく囲いにこられていて、智也のドリブルもなかなか効果的に出来ずにマリノスがボールを持つと囲まれて奪われるという感じの展開が続きました。ボールを奪われるとFCはバックラインとボランチで回しながらタッチライン際の両側を使って、ドリブル突破に威力がある中盤を生かして攻め込んできます。そこから9番:木下へつながるところを、センターバックの上野海と岩壁が身体を張って守り切っていきます。時折、パス回しで後手に回る場面では、喜田が一瞬のスピードで追い付いてカバーに回る存在感抜群のプレイを見せてくれて、ピンチを防ぎます。村原や康也に入るボールはあるものの、康也とサイドバックの飯塚とのコンビ的にはいま一つで、結果的に康也が高い位置までドリブルで運んでの攻撃が多くなることから、そこから中へのボールは少し難しかった感じはしました。スタメンに入った新里も高さと意表を突くパス回しは見せてくれましたが、そのパスは効果的な智也の飛び出しは引き出しましたが決め切れず、周りがついていけない場面もありました。マリノスのやりたいサッカーが出来る土壌になっていかない中で、個々での少しのスペースをどう生かせるかといった試合展開でじりじりした感じで試合が進みます。どちらかというとFCの方が持ち味を出してはいたのかなーとは思います。思ったよりはFW木下を使うプレイが少なかったのは感じました。





 後半最初からマリノスはFWの智也を諦めて深澤を起用しました。全体的にマリノスの選手は身体が重い印象を受けたのは、やはり中1日での疲労というのがあったのかなーとは思います。FCが攻勢を強めて来てワイドに展開してのボールからシュートというのが多くなってきました。なかなかマリノスはボールを引っ掛けるも、前で納められなくてすぐに戻ってくる展開で後手に回るだけで、じり貧な感じを受けました。FCがフィニッシュに正確性を欠いていたのが、スコアレスでここまで来た要因なのも感じる試合展開でした。
 しかし、じり貧なマリノスも光る場面を作りだします。相手ボールを奪ってカウンター攻撃で、左サイドに喜田が展開したボールに飯塚が受けて、深澤をおとりに使いながら、一人フェイントでかわしてサイドを突破。遅れてファーサイドに入ってくる海征の姿はしっかりと見えていたと思いますが、飯塚の左足で上げたボールに、海征がドフリーでパーフェクトなヘディングをゴールネットに突き刺して、マリノスが先制しました。喜びの輪が広がるトリコロールの選手たち。ここぞという場面での集中力は見事でした。
 その後は、ゴールを狙ってFCの選手も来ますが、GK田口を中心に守備陣が奮闘して1点を守りきってタイムアップ。横浜ダービーを制して、準決勝進出です。 

 この試合に勝ったマリノスユースは、次戦は夏の全クラ王者の柏U18を破って勝ち上がってきた、ガンバ大阪ユースとなります。ガンバにとっては試合会場が、ずっと地元で出来ている利点があり、予選リーグ3試合中2試合、決勝トーナメント2回戦がガンバの練習グランドで、準々決勝、そして、次戦の準決勝が万博記念公園競技場とホームの利を最大限いかして戦えると共に、移動の負荷ということが全くない状況になるので、準決勝に勝ち上がった4チームにとっては、一番有利な状況にあるのかなと思います。
 準決勝は、11:00〜ガンバ大阪ユースvs横浜F・マリノスユース、14:00〜サンフレッチェ広島ユースvsコンサドーレ札幌U18との対戦となります。冬の王者を決めるのは、あと3試合で決まります。





 この試合の、終盤にフェアプレイ精神を冒涜するようなプレイがあったことを追記しておきたいと思います。マリノスが1点リードの時間帯での後半43分頃、マリノスのペナルティエリアでGK田口とFC選手が競って、頭を打って田口がボールをキャッチして倒れました。田口は痛む頭を抱えながら、ボールをタッチラインへ蹴りだしましたが、主審が途中で気がついて、田口がボールを蹴った位に笛が吹かれました。少し治療の時間がとられて田口はピッチに戻りました。ボールは田口が蹴った時点まで戻されてペナルティエリアでのドロップボールになりました。主審がボールを置く位置にはFCの選手が一人いて、マリノスはフィールドプレイヤーはペナルティエリアを出ていて、GK田口だけでした。主審が下に置いたボールに、FC選手が近づいてゴールラインに蹴りだすのかなーと思っていたら、そのまま思いきりゴール枠内へシュートを蹴りました。そのシュートに対して田口は超速の反応で両手でブロックしてボールを跳ね返して、そのボールにマリノスDFが寄って前へ大きく蹴りました。ピッチにいるマリノスの選手は少し異議を唱えていましたが、ボールがピッチにありゲームが流れていることから、そのままゲームは行われて試合は完結しました。
 長くサッカーの試合を見ていますが、試合終盤に勝っているチームが痛くもないのに倒れて時間稼ぎをする相手に対して、負けているチームがスローインでボールを返さずにプレイするとかは見ていますが、ペナルティエリアのドロップボールに対していきなりシュートを放つというのは見たことが無いですね。FCのボールっていう訳でもないから、FCの選手は明確なシュート意識を持ってボールサイドに寄って行ってシュートを放ったということなので、ユース世代とはいえ、そういうプレイをしてしまう意識というか考え方というのは何か間違っているんじゃないかと思ったりしました。主審は出来れば、FCの選手を遠ざけて、GK田口に手でボールを取らせてプレイ再開を促すっていうのが一番正しい選択だと思ったのですけどね。もしこれでゴールが決まっていたら、主審はそれを認めるのか、そのFC選手のプレイは称賛されるのかといった側面で、とても重大な歪みをもたらす可能性があっただけに、とてもとても残念なプレイだと思いました。負けたくない気持ちは大切ではありますが、フェアプレイを逸脱して勝ったとしても、気持ちの中で晴れ晴れとした気持ちになれるのだろうか?という事は凄く感じます。相手の隙を突くというレベルのプレイでは無いだけに、大きな問題だとは感じました。試合後にFCの指導者やチームメイトなどは何か話をしたのかとか、フェアプレイの意義とか選択の間違いを正してあげる人が出てくることを切に願いたいです。サッカー選手としてだけではなくて、人としてどうかということが問題ではあるのかなと感じた試合中の出来事でした。サッカー観戦をしていて嫌な気持ちしか残らないのですよね。こういう事は。


*この件に関しては、議論する気はさらさらないので、自分の思いだけを書いておきたかっただけです。








○マリノスユースの今後の試合日程


−プリンスリーグ関東

2012/12/2(日)13:00 vs山梨学園大附属 山梨・和戸
2012/12/9(日)11:00 vs桐光学園 マリノスタウン 

−Jユースカップ

準決勝
2012/12/22(土)11:00 vsガンバ大阪ユース 万博

決 勝 
2012/12/24(月・祝)**:** vs(広島対札幌の勝者) 長居


 多くのサポーターが、若きトリコロールを応援しましょう!!Jユースカップは、12/22万博で準決勝、12/24長居で決勝です。トップチームが天皇杯4回戦を勝ち上がったら、12/23は瑞穂で試合となりますから、万博、瑞穂、長居と、大阪、名古屋、大阪といったサポート生活を送る3連休となる可能性もあります。
 大阪や名古屋の宿をとりあえず押さえておいて、12/15の天皇杯4回戦の結果により、土日の行程を決めようかなと思っています。月曜に関しては、Jユースカップの準決勝次第かなーとは思っています。

 Jユースカップもプリンスリーグも入場無料の会場となりますので、お近くの方でも遠くの方でもスタジアムに行って選手を直接応援していただけたらと思います。よろしくお願いします。