THE WIZ 千穐楽 行ってきました。

  • 2012/11/13(火) 07:32:24

 

 もう既に1週間が経過していますが、宮本亜門ミュージカル”THE WIZ〜オズの魔法使い”の余韻というのが頭の中を駆け巡って、日常の中でのいろいろなシーンで、ウィズでの言葉だったり唄だったり浮かんできて、前向きに前に行けるようにしなきゃなと、自分自身の背中を押してくれている感じがします。この感動をもっと多くの人伝えたいなーとは思うのですが、書きたいことが多すぎてなかなかまとまらないのですよね。11/4,5の二日間名古屋公演で堪能したミュージカルのことを少し書きます・

 いろいろなシーンで舞台に立っているキャストが笑顔満載で唄ったり踊ったりパフォーマンスがキラキラしていて見る者を引き込んでいくと共に、その言葉を自分自身に反芻することもできる事も多くあって、すっごく前向きなパワーを、そうしなきゃいけないよなーっていう気持にさせてくれるミュージカルでした。



 いくつかの印象的な歌詞を書いて行こうと思いますが、書こうと思うと3時間のミュージカルを全部書きたくなってくるのではありますけどね。とりあえず厳選に厳選を重ねて、3つだけあげます。


 最初に書きたいのは、ドロシーが臆病なライオンへ向けて言うセリフから繋がる唄で「Be a lion」です。

 ライオン「 これからも、ずっとずっと永遠にこんなやつなんだ 」
 ドロシー「 違うわ、永遠なんてないわよ、必ず変われるの 」

 目指す先は 平和な楽園
 花が咲いて 蝶は踊り 羽ばたく
 空の彼方には ほら レインボーーーーー
 激しい風が吹いても この幸せは 変わらない
 あなたは 怯えない 嵐が 消えても
 稲妻や 雷も あなたはもう 恐れない
 そうよ! 大地を踏みしめて
 空を見上げ 力強く
 さあ! 立ちあがるの
 そうよ! 誰よりも 勇敢に あなたは 出来る
 そうよ! 変われる 変われる 変わるの〜
 あなたは なれる 百獣の王 ライオン
 さあ 立って

 立ち上がる 空を見上げ
 誰より 勇敢に
 勇気が欲しい
 だから 変わるんだ 変わる 変わる
 俺は ライオン 百獣の王 ライオン



 レインボーの言葉は伸びがすっごくあって、耳から入った音が心に届くような心音でした。そして、ドロシーの”変わるの!”という力強い言葉に、ライオンだけじゃなくて自分自身にも心に響いてきました。自分は変われるんだという気持ちの強さを貰った気がします。





 次に書きたいのは、「home」ですね。ドロシーが踵を3回鳴らす前に、3人との別れを惜しみながら、家に帰って行く時に歌う曲。小柳ユキさんの素晴らしい声での「Belive in yourself」で観客を引き込んでから、最後に唄われるドロシーの感情たっぷりこもった唄です。増田有華さんが参加した主役オーディションでの演奏曲ではありましたが、オーディションの時より遥かに進化した歌詞がステージで歌われました。

 
 こんなにも 幸せに わたし 満たされて
 あの家や 仲間たちの 愛に包まれて
 風が吹き 草木は踊り 恵みの雨 苦しみを流す
 すべてが (そうよ) 輝いて
 (大丈夫よ)帰れるわ 愛する我が家へ
 (ありがとう)そして いま
 (また始めるのよ)ほら 新しい人生を
 焦らずに 時間をかけて
 もう一度 やり直すのさ さあ
 おそれない 大人になるため

 この世界 滅びても 行く先はわかっている
 さまよった あの日々が わたしを変えたの

 わたしは 信じる この目で見て 感じたことだけを
 また 歩くのよ 前を見つめ 自分の道を進むだけ
 
 この出会い この旅 それは ファンタジー
 でも 教えてくれた 愛する(愛する、愛する)事を
 
 この世界は 溢れていた わたしにも 全てにも 愛がー
 


 このhomeの時のドロシーは、神奈川初日は家に帰れる喜びの表情って感じでしたが、千秋楽では一緒に旅した仲間と別れたくないという思いがこもった悲しい表情とともに、このミュージカルが終わってしまうという悲しみもこもった表情なのかなーとは思いました。目には涙の光が少し見えました。
 この世界には多くの”愛”があるということを壮大に雄大に観客へ出し続けていく、破壊力抜群で涙腺崩壊してしいましたよ。




 そして、3曲目は他にもいっぱいいい曲はあるのではありますが、ミュージカル終って一番最初に出てくるのがこの曲なので選びました。「BrandNewDays」です。

 西の悪い魔女イブリーンを倒してから、その手下たちが赤と黒の服装をはぎとって自由になった喜びを歌う唄ではありますが、この曲が持つ幸せのパワーは凄いなーって感じます。ステージ上のダンサーが円を描きながら中央に集まって散っていくシーンがすごく好きです。カーテンコールにもこの曲が何度もかかってステージバックの幕にも歌詞が出てくるから自然と覚えて口を衝いて出てくる感じです。”最高じゃない!”と叫ぶドロシー。このミュージカルが最高だーって気持ちにすっごくなります。この歌詞の持つポジティブなパワーがステージから観客席に大きく広く広がって幸せの輪が出来て一体感が出てきます。タタッタ、タ・タララ、タタッタ、タ・タララーっていう前奏がすっごくワクワク感を醸し出してくれます。

 みんな喜べ すべてが変わるぞ
 みんな集まれ 恐れはもう消えたんだ
 見上げてごらん 希望が輝いている
 みんな集まれ 辛い毎日 これで終わる
 自由の歌を いまこそ歌おう
 変えられる 自分の手で 全てを
 ハレルヤ はじまる
 何かが ブランニューデイ
 ハレルヤ ブランニューデイ   
 感じようよ ブランニューデイ   

 最高だね この日を夢見てた
 目を覚まそう 新しい朝がやって来る
 ハローワールド 昨日と違う世界
 サンキューワールド この自由を ありがとう
  
 このハーモニー 自由を分かち合える
 もう誰にも 支配などさせないさ
 自由を 皆で歌い踊ろう
 変えられる 自分の手で 全てを 
 ハレルヤ ブランニューデイ
 感じないか ブランニューデイ

 「最高じゃない!」ほら太陽が笑っている
 「目を覚まそう!」眩しい朝がやって来る
 「ハローワールド!」昨日と違う世界
 「サンキューワールド!」この夢をありがとう

 このハーモニー 未来を分かち合える
 もう誰にも 支配などさせないさ
 自由なんだ 皆で歌い踊ろう
 変えられる 自分の手で 全てを 
 ハレルヤ ブランニューデイ
 感じないか ブランニューデイ 
 ハレルヤ ブランニューデイ
 感じないか ブランニューデイ 
 ハレルヤ ブランニューデイ
 感じないか ブランニューデイ 
 ハレルヤ ブランニューデイ
 感じないか ブランニューデイ 




 カーテンコールでキャストが観客席を練り歩きながらハイタッチを繰り広げるシーンとともに凄く印象強く心に残ります。ハレルヤ、ブランニューデイ。



 ここに挙げた以外も、「Ease on down the road」のポップな曲が楽しさを感じたし、カカシの「I was born on the day before yesterday 一昨日生まれて」も、うまれたーのはーーーーーーー♪というアカペラでぐいっと心を引き込んでくれましたし、冒頭のエムおばさんの
ドロシーへの思いを歌った「The feeling we once head」も、舞台の最初でステージへ引き込んでいきますし、21曲の歌詞のどれをとっても思い出深い曲ばかりだなーって感じます。


 このミュージカルの期間が9月末から11月頭まで、1ヶ月ちょっと公演となりましたが、もっともっと続けて欲しい舞台だとおもうし、演じているキャストやこの舞台を作り上げてくれた裏方の人すべての人に感謝したいと思います。いろいろな才能が合わせて、こういう素晴らしい舞台になったのかなーとは思いますしね。

 海外版権の関係でDVD化やCD化は難しい面はあるのかもしれないですが、出来れば何かでステージを再び見ることの出来る機会を作ってくれると嬉しいのかなと思います。終りがあるから始まりがあり、始まるがあるからまた頑張ろうという気持になるっていうミュージカルのコンセプトからいえば、再演というのは後ろ向きな感じにも見えたりしますが、この素晴らしいミュージカルをもっと多くの人に見て欲しいという思いの方が強いかなーって自分は思います。同じキャストっていうのはなかなか難しいのかもしれないでしょうけどね。キャストが変わると比較が出てしまうのは仕方がないことだとは思いますけど、再演を希望したいです。



 TV放送で、たまたまAKBからオーディションで増田有華さんの挑戦する姿を見てからスタートしたミュージカルを見る機会でしたが、まさか名古屋まで見に行くようになるとは自分自身予想していなかった行動でした。それだけ増田さんの演技やレベルアップが素晴らしくて、舞台に懸ける姿勢やこの舞台の本番に立つまでは本当にすごい努力をしたんだなーっていうのが分かる舞台でした。これだけの大きな舞台でそうそうたるキャストの中央に立って主演を張るというのはプレッシャーもあっただろうし、期日は迫るし、出来ないことを1個1個確実にこなしながら覚えながら、ステージに立ったんだなーというのが見えるミュージカルでしたから、その姿勢がステージから見えるというか、増田さんの成長をなぞる様なストーリーもあったりして、よりそういう感じを受けるのかなーとは思ったりします。

 千秋楽のカーテンコールで陣内孝則さんが、「増田は、このミュージカルをきかけにAKBでトップになります」。森久美子さんが「どうか増田を、じゃんけんでもなんでもいいので、1番にしてやってください。これだけ歌えるAKBはいません」と発言していました。周りの出演者にそう言ってもらえる力を出したっていうことが素晴らしいことだと思うし、増田有華さんを知らない観客にも、確実にその存在は頭に残ったのかなーとは思います。
 東京公演などには多くの出演者の知り合いなども足を運んでいて、その模様が各自のブログやツイッターなどでも発信されていましたし、多くの舞台関係者等も見ていたかなと思いますから、増田さんにはもっと大きな舞台が今後用意されるといいなと思います。


 周りのキャストの人も総称するのが失礼なほど光り輝いていて、すっごく感動しました。本編であれだけ踊り続けているのに、カーテンコールで中央で大技繰り出す姿はすっごいですよ。見惚れてしまいました。カカシやブリキ男がスタントを繰り返すのを見て、ドロシーがスカート姿のままで側転しようとしたのは笑いました。”きゃ、見えちゃう”とかのたまっていましたしね(笑)

 すべての出演者の皆のグループワークというかコミュニケーションが密になっているなーというのは、公演中のツイッターなどの交流を少し眺めながら、そのチームワークの良さが舞台に生かされているんだなーと思ったし、公演が終わってからも交流する姿は”絆の強さ”という結びつきを強く感じた次第です。

 THE WIZ にかかわったすべてのひとに、ファンのひとりとして感謝の言葉を残したいと思います。”ありがとうございました”

 また、別の機会で別の場所でみなさんの演技を見る機会がありましたら、注目して見ていきたいなと思います。







 上の画像は、このミュージカルに即発してなにか形のあるものを作りたいと思って作ったものです。2つ作って1つは自分が使用して名古屋へ被っていきました。もう1つはキャストの方へのプレゼントにしました。喜んでくれていたら嬉しいのですけどね。



 尚、明日はこのミュージカルの演出家でもあります、宮本亜門さんが刊行した本のイベントがあるので参加してこようと思います。何が聞けるのか、質問とかも出来るのかとか楽しみにして向かおうと思います。

宮本亜門
『引きだす力―奉仕型リーダーが才能を伸ばす』刊行記念イベント!!

11月14日(水)開場18:00 開演18:30
MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店 7F 喫茶コーナー
渋谷区道玄坂2-24-1 東急百貨店本店7階
■定員:40名様(お電話又はご来店にてお申し込み先着順)
■入場料:1000円(ワンドリンク付)